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Do! Magazine

栽培セットのFAQ よくある質問

タネから育てる栽培セット。チャレンジしてみたいけれど、はじめてで、わからないことばかり。
タネまき前から収穫までの疑問点、いろいろ集めました!


準備編
にょろ

Q.タネまきは、一年中いつ行ってもいいの?

栽培

Photo by Unsplash

植物により発芽や生育に適した気温が異なるため、パッケージや育て方案内に記載のある温度を目安にスタートすることがベスト。真夏や真冬は避けて、気候が穏やかで植物が育ちやすい時期にタネまきをします。

Q.タネはどのくらい持つの?

タネは生きているため、なるべく早く栽培をスタートしてください。
植物によって、翌年でも発芽するものもありますが、
ほとんどの植物は時間が経つほど発芽しにくくなり、翌年では全く芽が出ないことも。


Q.タネや栽培セットの保管方法は?

タネは生きているため、なるべく早く栽培をスタートすることをおすすめしますが、
もし保管する場合は、直射日光や高温下を避けた暗く涼しい場所に保管します。
一度開封したタネ袋は封をしっかりとめ、なるべく早めに栽培を開始しましょう。


栽培編
にょろ

Q.タネは全部まいた方がいいの?

セットには、多めのタネが入っています。同封の育て方を参考に適量のタネをまき、発芽後は丈夫な芽を選んで間引きながら、生育に適した数本に選抜します。まききれないタネは、ご家庭にある容器を利用して楽しんでください。


Q.一度タネをまいたら、毎年芽がでるの?

栽培

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栽培セットになっている野菜の多くは、小さな鉢で育てられる「一年草」が多く、「一年草」は数ヶ月で収穫まで育ったら、その1周期で枯れてしまいます。「多年草」と表記のある品種は、数ヶ月〜数年かけて長く楽しめる品種です。大きく育って鉢が窮屈になってきたら、ひとまわり大きな鉢に植え替えたり地植えにし、長く成長を楽しんでください。

Q.タネをまいたけど芽が出ない・・。

タネは生きているため、適さない環境下では発芽しないこともあります。
発芽しない要因としては、主に以下が考えられます。

▷水やりが多過ぎた。もしくは、水が少な過ぎた
→発芽後はタネが乾燥しないように水やりが必要ですが、常にジメジメと水に浸かったような状態では、タネが呼吸できずに死んでしまいます。また、一度水を含んだタネも、その後乾燥が続くと死んでしまい、一度死んでしまったタネは再度発芽することはありません。発芽するまでは土の様子を見ながら、適度な水やりを行います。

▷タネを深く埋め過ぎた
→植物によって、発芽までに光を好むものや好まないものなど、特性が異なります。光が必要な品種をあまり深くに埋めてしまうと、土の中まで光が届かずに、そのまま死んでしまいます。同封の育て方を参考に、適した方法でタネをまいてください。

ただし、品種によっては、発芽まで数ヶ月かかるものもあります。育て方の発芽までの目安を参照しながら、品種にあった栽培方法で気長に育ててあげてください。


Q.置き場所は?室内でも育てられる?

どの植物も本来は屋外で育つものであり、明るくて自然風があたる気持ちのいい環境下で栽培することがベストです。明るく風通しのいい窓辺などで育つ葉野菜やハーブもありますが、元気に育てたい場合や、特に実を楽しむ野菜は、軒下など明るく風通しの良い屋外で育てることをおすすめします。 太陽の日を浴び、植物も土も栄養を蓄えることでより元気な株に成長します。


Q.間引きってなに?間引きはしないといけないの?

栽培セット

「間引き」とは、その名のとおり、混み入った芽を数本間引いて、適度に空間をあけること。
タネをまくと、隣同士がぴったりくっついたり、数本が密集して発芽することも。そのまま大きくなると、互いの根が絡んだり葉が重なったりして遠慮し合い、どれも丈夫に育ちません。よって、双葉が出た小さな頃に、将来の成長のスペース確保のために、太く元気そうな数本を残し、余分な芽を抜き間引いてあげる作業が必要。これにより、土も空間も互いに干渉することなく、のびのびと元気に育ちます。
植物にとっての最適なスペースはそれぞれ、育て方を参照し適度に間引いてあげてください。栽培はじめのとても大切な作業です。


Q.発芽したけどヒョロヒョロで不恰好、どうしたら?

日光と水のバランスが悪く、間延びした「徒長」という状態です。
太陽の光が不足した環境で、水をあげ過ぎたことが要因で、一度徒長した状態は再び元気な姿に戻すことは難しいため、よく光にあてながら過湿に注意して育てることが大切。もしタネが余っていたら改めてタネまきからスタートしたり、数本が密集した状態なら、太く元気そうな数本を残して間引きをし、日光と水のバランスに注意してチャレンジしてください。


Q.肥料はあげた方がいいの?

セットの土にはあらかじめ適度な栄養分が入っているため、基本的には追肥がなくても育ちます。
ですが、特にトマトやピーマンなど実を結ぶ果菜類や、ニンジンや大根など根を太らせる根菜類は、追加の栄養を与えることでさらに大きく育つものも。より大きく実らせたい場合には、葉っぱが増えた頃や花が咲いた頃に、市販の野菜用の肥料を適量与えるといいでしょう。


Q.育った野菜やハーブは食べても大丈夫?

収穫した野菜やハーブは、そのまま食べたり料理に使うことが可能です。(自己責任での判断をお願いいたします)


自分のライフスタイルに合わせた栽培セットを選ぶことも、植物を上手に育てるコツです。
ぜひお好みの栽培セットを育ててみてください。

今こそはじめたい、栽培セットで育てる暮らし