可憐で美しいサフランの育て方
冬でも生長する姿を楽しめる花のひとつが、サフラン。
パエリアなんかによく使われていますね。
サフランは球根花なのですが、涼しくなる10月~11月から芽を出し始めます。
しかも、育て方は球根をそのまま置いておくだけ。
デスクやテーブルの上で毎日生長を見守れますね。
水も肥料もいらないので、めんどくさがりな人でも大丈夫です!
サフランは、直射日光の当たらない場所で育てます。
冬の室内での栽培にぴったり!
でも、エアコンなどの風があたる場所は避けてあげた方がよいです。
芽を出し始めているサフランたち。
上から横から、自由に芽が伸びています~
ちなみに、11月半ばくらいまでは芽が出ていませんでした。
最高気温が急に下がったのがその時期。寒さを感じとって生長しはじめるんですね!
【6日後】
前回の撮影から約1週間。まだまだ花は先かな、と油断していたのですが・・・
緑の葉っぱが見えていて、しかもよく見ると・・・
一番左の芽はほんのり紫色の花がのぞいています!
この時期にこんなに旺盛な生長が見れるなんて、なんだかうれしいですね。
【12日後】
2日前、ちょっと花びらが見えてきたサフラン。
今朝出社すると、もう咲きかけていました!焦って写真撮影・・・。
可憐な花が咲きました♪
ひとしきり楽しんだら、すぐにサフランを収穫します。(笑)
スパイスとして使うサフランは、飛び出している赤い雌しべです。
↓この部分
サフランが開花したらすぐに摘み取り、陰干しで乾燥させます。
サフランは色づけとして使える他、
鎮痛・鎮静作用や、風邪、咳にも効き目があるそうです。
もちろん、おなじみのスパイシーな香りも特徴です。
この赤くてひょろっとした雌しべにそんな効能があるなんて・・・
最初に食べようと思った人って、すごいですよね。
突然収穫まできてしまいましたが、
来年も花を咲かせてもらうためには、この後ももう少しお世話が必要なんです。
(再掲・一部編集)